人気お笑いコンビ、インパルスの堤下敦さんが活動を自粛するという発表がありました。
インパルスは私が好きなお笑いコンビでしたので報道を見てショックを受けました。
今回、活動自粛に至った理由は堤下さんが自動車を運転中に事故を起こしてしまったということのようです。
車の運転で物損事故を起こしてしまうことは誰でも可能性があることだとは思いますが、今回の事故を受けて、堤下さんは芸能活動の自粛と運転免許の返納までするという・・・
何故、そこまで大きな決断に至ることになったのでしょうか?
事故の経緯と世間の声を集めてみました。
また、今回の報道を受けて思うこともありましたのでまとめてみました。
インパルス堤下・自動車事故の経緯
インパルス堤下、活動自粛https://t.co/Lgne8iVi6D
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) June 17, 2022
今回、インパルスの堤下さんが自動車事故を起こした経緯ですが、報道によりますと、6月14日、堤下さんが乗用車を運転してコンビニの駐車場から出る時に、看板とガードパイプに車でぶつかってしまったということでした。
一部報道によりますと、事故を目撃した人物から
「向かいのコンビニから真っすぐ走ってきた。ぶつかって意識がもうろうとした状態」
と警察に通報があったとのことです。
目撃者の情報によると、堤下さんが運転する車はコンビニの駐車場から出た後、ふらふらした状態で走行、目の前の道路に設置されたガードパイプにぶつかったとのことです。
堤下さんはこの直前にもコンビニに設置されていた看板にもぶつかったとのことです。
堤下さんも、自身のSNSにて
「報道されております通り、14日に物損事故を起こしました。コンビニの駐車場から出る際に、立て続けに看板とガードパイプにぶつかってしまったものです。このような事故を起こしてしまったこと、真摯に反省しております。警察の捜査には誠実に対応していきます」
引用元:Sponichi Annex
と説明をされていました。
また、看板やガードパイプについては速やかに賠償することも発表されています。
今回、何故このような自動車事故を起こしてしまったのかという詳細の経緯は今のところ発表されていませんが、今回の事故を受けて堤下さんは芸能活動を控えること、運転免許を返納することも説明、今回の事故について謝罪されています。
「ぶつけてしまった看板やガードパイプの賠償は速やかに進めさせていただきます。また同様の事故を起こしてはならないので、運転免許は返納する事としました。こうした手続きを進める為、しばらく活動は控える事にします。この度は大変申し訳ございませんでした」
引用元:Sponichi Annex
インパルス堤下・過去にも車の事故で活動自粛
インパルス堤下さんは過去にも車の運転による事故を2度起こし、活動を自粛していた期間がありました。
1回目は2017年6月14日、服用した睡眠薬の影響で意識がもうろうとした状態で車を運転し電柱に衝突する事故を起こしてしましました。
正常な運転ができない恐れがあったのに車を運転したなどとして、警視庁が道交法違反の疑いで書類送検、立川簡裁が罰金30万円の略式命令を出していました。
まさかの今回と同じ6月14日に起こしてしまった事故でした。
そして、2回目は2017年10月27日に横浜市神奈川区の国道1号線を走行中、赤信号で停車中のゴミ収集車に追突する事故を起こしてしましまい、ゴミ収集車に乗っていた3人うちの2人が首を捻挫するなどの軽傷を負いました。
同じ年に2度の事故を起こしてしまった堤下さんは、所属する吉本興業から謹慎処分を受けました。
そして、今回の事故・・・
私自身も物損事故を過去に起こしたこともありますし、堤下さんも単純に注意不足で事故を起こしてしまった可能性もあります。
もちろん運転技術が未熟で事故を何度も起こしてしまうのであれば運転を控えた方が良いとも思うのですが、今回、事故が起きてしまった原因については今のところ公表されておりませんので詳細は分かりません。
ただ、今回の事故も意識がもうろうとしていた様子との報道もありましたので薬の服用もあったのでは?という憶測も飛び交っています。
吉本興業は「高度なプライバシーに関わる件なのでお話できません」としていますが、もしな何らかの病気で薬を服用されていたとかであれば、服用時は車の運転を控えるべきであったと思いますし、何よりも体を大事にして頂きたいと思いました。
自動車事故・免許返納に対する世間の声は?
今回の堤下さんの物損事故に対し世間からは厳しい意見も飛び交っていました。
- もう運転せん方がええやろ… 何回目や…
- インパルス堤下また事故ったうえ同じ日に2件とか運転下手ってレベルじゃない。人の人生を奪ってしまう前に運転禁止か免許返納してほしい
- 同じ日に2件の物損事故を起こした人物…あなた絶対ハンドル握っては駄目!
- 44歳で身長174cm,体重108kg 。もしや血糖値のコントロールができず運転中にときどき意識が朦朧とするのでは? 直ちに病院に行き精密検査を受け,可能であるなら速攻で運転免許返納を
- 言葉言って申し訳ないけど堤下さんあなたは病気です。病気治して生まれ変わった姿を見せてください。
- 人身事故を起こしてからじゃ遅いんで、どうかご本人の為にも未然の事故を防ぐと思って今後運転しないでほしい。
- どういう事情で物損事故になったかまで詳細の記載はないにしても、2回目はさすがに慎重になるべきでしたね。教習所でもう一度、練習して外に出た方がよろしいのではないでしょうか。または車も大きいものかもわかないので、視界が良い、安全運転機能が多彩なものに変えるとか、対策を考えて頂かないと次は人身になりかねないですね
- 常用しなければならない薬が原因で事故が起きてるなら世間の目は厳しいでしょうね。免許の返納なり、心でしっかり現実を見つめれるなら、薬を飲まなくても良い状態まで(健康が回復するまで)運転は自粛すべきでしょうね。
お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーさんは堤下さんに対して
「最初はスピードの出し過ぎとかアクセルの踏み間違いとかあったのかなと思ったけど、ガードパイプの感じを見る限り、そんなにスピードも出ていないみたい。単純なミスだったのか原因は分からないけれど」
(中略)
「都心暮らしなので、正直、車なしの生活もできる。いろいろ事故もあったので、そういう生活に切り替えたらいかがかなと思いますね」
引用元:日刊スポーツ
と話されていました。
また、お笑い芸人のほんこんさんは、自身のYouTubeにて堤下さんの今回の事故について次のように語っています。
後輩の度重なる事故に「どんなことがあっても、こういう事故があるならば車を手放して公共の乗り物でいいんではないか」と指摘し「命あってのものぐさ、ましてや他人様をケガさしたり、命をなくすような事故なってしまったら誰も喜ぶことはない」と訴えた。
引用元:東スポWEB
カズレーザーさんもほんこんさんも、堤下さんに対して車を手放す生活を提言されていました。
都心であれば公共交通機関も充実していますので車がなくても生活にはそれほど不便を感じないかとは思います。
今後のご自身、そして周りの方の安全な生活を考えるのであれば、その方が良いのかなと思いました。
また、ほんこんさんは、
「車なくても都会はいけますし。自転車も…。歩け! ただただ歩け! 歩いてカロリーを使ってください。まあ、ケガがなかったんでよかった。よくはないんですけど、これからも気を付けて、頑張って面白いことをやっていただければと思うところ。これが兄さんからのお言葉でした」と締めくくった。
引用元:東スポWEB
と、後輩芸人である堤下さんを気遣うコメントもされていました。
さらに、明石家さんまさんは自身が出演しているラジオ番組のオープニングトークの最後に、
「それと最後に堤下、ほんまにあいつはアホやわ」
引用元:日刊スポーツ
と、一言だけ堤下さんに触れるシーンがありましたね。
ダウンタウンの松本人志さんは、自身が出演する「水曜日のダウンタウン」で堤下さんが出ている説の収録もすでにされていたそうで、「水曜日のダウンタウンの編集がどうなっているのかは分からない」と語っていた一方、
「つっこみとしては、堤下才能あると思うんですけどね。ただボケてもないガードレールにつっこむのは、やっぱり違うからね。しっかりしないと」
引用元:日刊スポーツ
と堤下さんについても述べていました。
松本さんにも芸人としての才能は認められている堤下さん、先輩の言葉を大切にして今回のことを反省し、いつかまた、お笑いを届けてくれる日が来るといいなあ・・・
また、堤下さんが免許を返納するということに対しては、肯定的な意見もありました。
- 凄惨な事故を起こす前に自主返納に応じたのは賢い判断ですね。池袋で起きたような悲劇は無くなって欲しい。
- 万が一が起こる前の返納は よかったと思います。
- もっと悲惨な事故になる前に、よく決心されたと思います。 もちろん薬を常用していたのなら、そもそも運転してはいけなかったし、本人の自覚はもとより周囲の人達も止めるべきでした。 でも終わったことを責めても仕方ないので、今回の決断を機にしっかりと体調も整えられたら良いと思います。
- 年齢に関係なく自ら運転に向いてない、等の判断において返納することについては良い判断であると思います。
- 事故が起こるのは誰しもあるけど、1日に2回はさすがにかな。でも、スグ返納するとかの対応はすごくいいなと思った。自分だったら車も運転したいし返納してくるなんて出来ないと思う。ただ、堤下の体調面が前もあったこともあるし心配だよね
まだ年齢が44歳ということを考えますと、この年齢で免許を返納するというのはかなり大きな決断であったとは思います。
インパルス堤下の自動車事故・免許返納報道に対して思うこと
年齢に関係なく免許返納を考えるモデルケース
インパルス堤下さんは、前回の謹慎処分からの復帰後、YouTubeなどでも活動され、チャンネル登録者数も着実に伸びてきて活躍の場を広げられていました。
そのタイミングでの今回の事故の報道を見て、ファンとしてはとても残念な気持ちになったのは確かです。
今回の事故が、運転技量の問題での事故なのか、何らかの病気など身体的な原因による事故なのかは分かりません。
何か病気があってという事でしたら、しっかりと治療をして再起してほしいと思いました。
ただ、今回の堤下さんの事故の報道を受けて私自身、他人事ではないと思いました。
私も堤下さんと近い年齢でありますし、身体的にも健康診断で再検査などの指摘を受けることもあります。
ここ数年、高齢者の車の運転による事故などの報道も多く、高齢ドライバーの免許返納ということがクローズアップされることがありますが、これは年齢に関係なく考えるべきことなんだと改めて感じさせられました。
今回の堤下さんの事故は、
- 運転に自信がない
- 事故を何度も起こしてしまっている
- 身体的に車を運転するのは危険すぎる
など、車の運転に不向きな方は車の運転をしない、場合によっては年齢に関係なく免許返納を考えるというモデルケースになり得ると思いました。
サポートカー限定免許制度
私はあまり詳しくはないのですが、「サポートカー限定免許」というのがあります。
運転免許を持っている方がこの申請をすることにより、運転することができる自動車の範囲をサポートカーに限定する条件を付与することができるというものです。
サポートカー限定免許では、次の安全装置が搭載された普通自動車のみ運転できるとのことです。
①衝突被害軽減ブレーキ(対車両、対歩行者)
車載レーダー等により前方の車両や歩行者を検知し、衝突の可能性がある場合には、運転者に対して警報し、さらに衝突の可能性が高い場合には、自動でブレーキ が作動する機能② ペダル踏み間違い時加速抑制装置
発進時やごく低速での走行時にブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを踏み込んだ場合に、エンジン出力を抑える方法により、加速を抑制する機能引用元:警察庁
このサポートカー限定免許は高齢者でなくてもペーパードライバーなど、運転に自信のない方でも申請できるとのこと。
運転に自信のない方は、自身の安全と周りの方への安全を考えてサポートカー限定免許を申請することも考えらてみても良いと思います。
また、インターネットの声では「1週間に2回事故なんか起こした人には一発免許取り消しの処分できるようにしてもいいと思う」といった意見も見かけました。
車の運転に対する厳罰化はどんどん検討されていくとは思いますが、事故を頻繁に起こしてしまう特定の運転者には厳しい処分の検討も必要になるかもしれませんね。
また、事故の頻度、累積回数によっては普通自動車運転免許者でもサポートカー限定免許条件を強制的に付けることも検討されてみてもどうかなとも思いました。
今回、事故を起こしてしまったインパルスの堤下さんですが、世間の声は厳しい意見も多いと思います。
堤下さんは好きな芸人さんの1人ですので、反省するところは大いに反省していただいて、また私たちにお笑いを届けてくれたらと個人的には思っています。
今回の堤下さんの事故、免許返納の報道を受けて私自身、健康管理と車の運転には改めて注意していきたいと思いました。