KANA-BOONでベースとして活躍してました飯田祐馬さんが現在、サウナで熱波師として働いているという報道がありました。
飯田祐馬さんは人気ロックバンド「KANA-BOON」が人気絶頂であったにもかかわらず、突然の失踪騒動、そして惜しくもバンドを脱退され当時、世間の注目を浴びていましたよね・・・。
その後の彼がどうなったのか私はよく知らなかったのですが・・・
このたび「熱波師」として活躍されているというではありませんか！
・・・ていうか「熱波師って何？」
記事を見かけて興味が湧きましたので、飯田祐馬さんの現在の仕事について調べてみました・・・。
元KANA-BOON飯田がバンドを脱退した理由
飯田祐馬さんがサウナの熱波師になるに至るまでには色々あったとは思いますが、まずは、そもそも何故、人気絶頂にもかかわらず「KANA-BOON」を脱退したのか？
そこを知ることが大事だと思いましたので、改めてバンドの脱退の時を振り返ってみました。
飯田祐馬さんの失踪騒動は2019年6月のことです。
当時は関係者や家族も連絡が取れず、ライブも中止されました。
その後無事が確認されたものの、「精神的な病気」で治療に専念するとのことで音楽活動を休止、結局11月にバンドを脱退するということになってしまいました。
過去には女優の清水富美加さんとの不倫騒動などもあり、それが原因のひとつなのかとも思っておりましたが脱退の理由は「精神的な病気」とのこと。
当時の脱退について飯田祐馬さんのコメントが次の通り。
病院で精神的な病気だと診断されて、しばらくお休みをいただいていましたが、その病気が治るまでに何ヶ月かかるのか、それとも何年もかかってしまうのか、はっきりとは分かりません。そんな状態で、応援してくださるファンの皆様やメンバーをこのまま待たせてしまうことや、僕の好きなKANA-BOONの活動がこのまま止まってしまうことが一番嫌なので、脱退という形が今できる自分の最善の選択だと考えました。
引用元：KANA-BOON official site
かなり精神的に追い詰められていたのでしょうか？
バンドメンバーも、
「音楽を続けていくことは現在の飯田にとっては負担なのだと知りました。」
「バンドに真剣に向き合っていくことが、飯田にとって負担になっていたということに気付いてあげることができず、本当に悔しい。」
などとコメントされていました。
これを見るとバンドメンバーにもその苦悩を隠しながら活動をつづけていたのかもしれませんね。
人気バンドでしたから精神的なプレッシャーも大きかったことでしょう。
もしかしたら、その人気ゆえに大きな理想像と現実のギャップに疲れてしまっていたのかもしれません。
私もつい自分に大きな期待をかけて、現実とのギャップに明るい未来を見いだせずにいるタイプなものですので・・・
ちょっとそんな風に考えてしましました。
飯田祐馬はサウナに助けられた
飯田祐馬さんは、もともとサウナが好きでした。
バンド時代もツアーで全国をまわるときにはサウナにも出かけていたとのことです。
精神的な病気でまいっているときもサウナには行っていました。
一時は誰とも話せないというほど精神的に病んでいたときもあったそうですが、サウナを通じて少しずつ人と話せるようになったとか・・・・
１年ほどサウナに通っているうちに、「サウナでバイトすればタダで入れるやん！」と思い、その後、大阪・千日前の「サウナ＆カプセルAMZA」というところでバイトを始めます。
バイト時代から現在までで熱波師としては約１年半というキャリアですが、今では「熱波師を天職」だと思っているとの事。
サウナを通じて人と話せるようになり、サウナで仕事をする中で「お客さんを喜ばせたい」という感情が芽生えました。
飯田祐馬さんは「サウナに救われた」と言っています。
そして自分を救ってくれたサウナを通して人を救いたいと思うようになり、本格的に熱波師の道を歩むようになりました。
一度は精神的に追い詰められ、どん底に落ちたところから、新しい道を見出し歩み始めたことは本当に素晴らしいことですね！
「お客さんを喜ばせたい」という感情は、バンド時代も持っていたはず・・・
形は違えど「お客さんに喜んでもらえる仕事」にめぐり会えたのは、飯田祐馬さんにとって幸せなことではないでしょうか？
元KANA-BOON飯田の現在は熱波師！どんな仕事？
【転身】元KANA-BOON飯田祐馬、熱波師になっていた「サウナで人を救いたい」https://t.co/vI7lMleKGF
KANA-BOON脱退後初のインタビュー。「『僕のその後の消息がわからず心配している方々のためにも、こうやってお話する機会はあったほうがいいんじゃないか』と決断しました」と語る。
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 21, 2022
普段、サウナにも行かない無知な私にとっては、「熱波師ってどんな仕事をするの？」という感じだったのですが・・・調べてみるとこれがなかなか面白い仕事ですね。
調べる前はサウナの裏方の仕事として、お客さんの見えないところで風を送る機械でも操作してるのかと思っていたのですが全然違いました！
熱波師はサウナで蒸気をあおいで熱風を送る仕事・・・
むしろお客さんの前に出ておもてなしをする仕事ですね。
しかもタオルをぐるぐる回転させながらパフォーマンスしたりお客さんと会話をしたりしてその場を盛り上げる・・・
なんか見ていると
「ホストみたいな感じ？」
に思えました・・・（笑）
本当にこれはまさしくエンターテイナーですよ！
素晴らしい！
バンドをしていた飯田祐馬さんですからエンターテイナーの心がずっとあったんじゃないかな？
このタオルをぐるぐるまわしたりしながらサウナ室に発生した蒸気をタオルなどで撹拌することを「アウフグース」というらしいのです。
お客さんに楽しんでもらうために「アウフグース」の練習は欠かせないもの。
SNSでも時々アップされていますね。
フェイントキャッチ
毎日アウフグース一年まで後3日！！#毎日アウフグース生活 362日目。#サウナ #アウフグース #AUFGUSS #löyly #ロウリュ #熱波 #熱波師#japaneseaufguss pic.twitter.com/dIUdOxhD5v— 素面のいいだ。 (@Aufguss_iida) February 9, 2022
飯田祐馬が勤めている場所はどこ？
熱波師としての道を歩んでいる飯田祐馬さんですが、気になるのは今どこで熱波師の仕事をしているのか？
ということですが・・・
現在は兵庫県の「センチュリオンホテルヴィンテージ神戸」を拠点にして働いています。
ここの２Fの「サウナリゾートオリエンタル神戸」が仕事場になります。
オファーがあれば他の施設にも行っているようですね。
センチュリオンホテルヴィンテージ神戸の場所はこちら。
公式ホームページを見ましたがとてもスタイリッシュでオシャレなホテルですよ！
「サウナリゾートオリエンタル神戸」の公式Twitterでは、アウフグース担当表を投稿されています。
担当表に「飯田」とある日に行ってみればもしかしたら飯田祐馬さんと会えるかもしれませんね！
飯田祐馬の今後の目標とは？
タオルをぐるぐるまわしながらパフォーマンスをするアウフグースですが、なんと世界大会もあるそうですよ！
飯田祐馬さんはこのアウフグースの世界大会に出ることが目標との事。
世界大会はチームで出場する決まりで、飯田祐馬さんがリーダーとなって「チーム素面」というチームを作りました。
ただ、日本にはまだアウフグースのチームが２～３組しかいなく、トーナメントが成立しないとの事。
まずはこの日本のサウナ業界を盛り上げていかないといけないようです。
でも、サウナにあまり興味がない人にアウフグースを受けてもらったら、「楽しかった」と言ってもらえたりもするそうで、サウナ好きでない人にも興味を持ってもらえる機会を作っていきたいと考えておられます。
私はサウナにも行かないですし、どちらかといえば人見知りで一人が好きなタイプなのですが、アウフグースを受けてみたら意外とハマったりするものなのでしょうか・・・？
ちょっと行ってみたい気持ちはありますね。
飯田祐馬さんは、大きなテントサウナ（中をサウナ空間にできる耐熱性テント）をローンで買って、ライブハウスの屋上とかでサウナイベントもやっています。
テントサウナならフットワークも軽く全国をまわることも出来るかと考えているとのこと。
現在はマネージャーもつけずにスケジュール調整や施設のやり取りは全部一人でやっています。
一人でやってみてバンド時代のスタッフやバンドメンバーのありがたみにも気づいて改めて感謝の気持が湧いていると語っていました。
思い通りにいかないこともあるそうですが、「今はめちゃくちゃ楽しい」と本人も言っています。
バンド時代はバンドの方向性に合わせていくことも大事ですので色々大変な事や負担もあったと思います。
いざその場を離れ振り返った時に「仲間のありがたみ」に気づけたことは良かったですね。
飯田祐馬さんは「今でもバンドメンバーのことは好きですし応援したい」とも語っていました！
それを聞けただけでも個人的には嬉しかったですね。
飯田祐馬さんの仕事ぶりはユーチューブでも紹介されていましたよ！
飯田祐馬さんは「友達と遠い道を歩いていたら楽しい」「もうちょっといたいな」というような感じで思ってもらえるような存在になりたいと言っていました！
飯田祐馬さん、是非、今後のサウナ業界を盛り上げていってください！
