松川虎生の出身中学・高校は?佐々木朗希の相棒は経歴も凄いぞ!

2022年、13者連続奪三振、1試合19奪三振、完全試合という偉業を成し遂げ、日本中のプロ野球ファンの話題を独占した千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手。

また、その翌週の登板でも8回まで完全試合継続!
監督の判断で8回を終えて降板しましたが、どんな怪物なんですか!

その令和の怪物と言われる佐々木朗希投手の相棒として正捕手を務めるのが松川虎生選手です。

松川選手はなんと高校を卒業したばかりのルーキー!

佐々木朗希投手はプロ3年目。

この若いバッテリーが起こした前代未聞の偉業がもう凄すぎます!

佐々木投手に話題が集中しがちですが、松川選手も凄くないですか?

ルーキーですよ!

そんな松川選手の出身中学や高校ってどこ?

そのころの実績はどんな感じだったの?

気になりますよね。

松川選手が、いかにして佐々木朗希投手の相棒にまでなったのか?

その経歴を見ていきましょう!

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松川虎生(ロッテ)のプロフィール

松川虎生プロフィール
  • 名前:松川虎生(まつかわ こう)
  • 所属:千葉ロッテマリーンズ
  • 投球・打席:右投げ・右打ち
  • ポジション:捕手
  • 年俸:1300万円
  • 生年月日:2003年10月20日
  • 出身地:大阪府阪南市
  • 血液型:A型
  • 身長:178cm
  • 体重:98kg
  • 小学校:大阪府阪南私立鳥取小学校
    (ワンワンスポーツクラブ→泉佐野リトル)
  • 中学校:大阪府阪南市立鳥取東中学校
    (貝塚ヤング)(倉敷国際少年野球大会大阪選抜チーム2018年)
  • 高校:和歌山市立和歌山高等学校
  • 影響を受けた指導者:中学時代の監督
  • 最近のマイブーム:音楽聴く
  • 好きなアーティスト:AK-69

松川選手は2021年、10月11日のプロ野球ドラフト会議で千葉ロッテマリーンズからドラフト1位指名を受け、契約金1億円、年俸1300万円で合意し入団しました。(金額は推定)

松川選手が野球を始めたのは小学校1年生。
少年軟式野球チームのワンワンスポーツクラブで野球を始めました。
その後、泉佐野リトルリーグでプレーしています。

ちなみに松川選手の名前「虎生」の由来は名前から想像できるように阪神タイガースに由来します。

松川選手が生まれた2003年に、阪神タイガースが18年のぶりに優勝したので、松川選手のお爺さんが大の阪神タイガースファンということもあって名付けたそうですよ!

まさしく虎の道を生きていく・・・という感じですか?

それなら是非、阪神タイガースに・・・ちなみに私は大の阪神ファン(笑)

しかし、当の本人は大阪出身ながら大のロッテファンだったとのこと。
ということは相思相愛で千葉ロッテマリーンズに入団したんですね!

大好きな球団に入団できた松川選手は幸せですね!

ちなみに影響を受けた中学指導者とは、中学時代在籍していた貝塚ヤングと言うチームの川端末吉監督

実は川端監督は、東京ヤクルトスワローズで代打の神様、川端慎吾選手のお父さんらしいですよ!

何かこの頃からプロ野球との縁を感じますね!

 

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松川虎生の中学時代・小園健太(現DeNA)と全国制覇!

松川選手の出身中学は大阪府阪南私立鳥取東中学校です。
松川選手は中学時代から実績は素晴らしいものがありました。

鳥取東中学校在学時は、硬式野球のクラブチームである貝塚ヤングに所属しており、中学3年生の夏には、ヤングリーグ日本選手権で優勝しました。

松川選手はキャプテンを務め、キャッチャー、そして4番バッターとして出場。
そしてその時のエースピッチャーが小園健太選手。

小園健太選手は現在、横浜DeNAベイスターズからドラフト1位指名を受けプロ野球選手の道を歩んでいます。

2人が出会った当初は、小園選手が人見知りな性格もあってなかなか打ち解けるのに時間がかかっていたそうですが、松川選手の方から積極的に話しかけて仲良くなったとのこと。

キャッチャーのポジションは、ピッチャーの調子を見て話かけたり、チーム全体の様子を伺いながらいろんな指示を出したりと試合になると監督みたいな存在です。

積極的に仲間に話仕掛けていける松川選手はキャッチャーとしてピッタリの性格ですね!

松川選手と小園選手は実は高校も同じ高校に進学しています。
そして2人してドラフト1位指名・・・すごいです!

ヤングリーグの決勝戦では、松川選手がライトオーバーのヒットを放ち、逆転サヨナラ勝ち!見事全国制覇を果たしました!

 

全国制覇を成し遂げた松川選手をメディアも放っておく事はありません。

松川選手は、全国制覇をしたこの年、テレビ番組のビートたけしのスポーツ大将」に出演しています。

そしてあの元プロ野球選手、桑田真澄投手からヒットを放ちました!
これは少年時代の松川選手にとっては忘れられない思い出になった事でしょう!

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松川虎生・紀州のドカベンと呼ばれた高校時代!

松川選手は貝塚ヤングでバッテリーを組んでいた小園健太選手と一緒に和歌山市立和歌山高等学校に進学しました。

入部当初は3塁手としてプレーし、1年の春からもうベンチ入りしていました。
そして1年生の夏には4番バッターを務め、キャッチャーとしてもプレーしました。

この頃の松川選手の体格は177cm、103kg。

「紀州のドカベン」

と言われ、スーパー1年生と話題になっていました!

松川選手は、当時、西武ライオンズの山川穂高選手に憧れていたそうです。
山川選手は豪快なスイングのホームランが魅力の選手。
ぜひ、松川選手もこれからプロの世界で豪快なホームランを打ってほしい!

松川選手は、

「みんなから頼られるようになりたい。夢はプロ野球選手」

と語っていました。

その後、松川選手はキャッチャーとして小園健太選手と再びバッテリーを組むようになります。

松川選手は高校2年生の秋からはキャプテンに就任。

3年生の春には「第93回選抜高等学校野球大会」に出場。
2回戦で敗れたものの、個人としては2試合で4安打、打率5割7分1里を記録し、小園選手と共にプロから熱い視線を浴びました。

3年夏は地区予選の和歌山県大会決勝で、この年、夏の甲子園で全国優勝することになる智弁和歌山高校に敗れ、甲子園出場は惜しくも逃してしまいました。

しかし、松川選手は高校通算43本塁打を記録。

守備面での負担も大きいキャッチャーで43本は立派な数字ではないでしょうか?

また遠投100m、2塁送球は1.8秒台という強肩。

松川選手はプロからの注目を集め、千葉ロッテマリーンズからドラフト1位指名を受けました!

一緒に頑張ってきた小園選手もDeNA横浜ベイスターズにドラフト1位指名を受け一緒にプロ野球の世界へ・・・!

ちなみに同一高校のバッテリーが揃ってドラフト1位指名を受けるのは史上初めてだそうですよ!

このバッテリー、甲子園で優勝の夢は果たせなったものの、高校最強のバッテリーだったかもしれないですね!

 

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松川虎生・ドラ1でロッテ入団!佐々木朗希の相棒に!


こうして千葉ロッテマリーンズからドラフト1位指名を受けた松川選手。

井口監督がドラフト1位指名した松川選手に挨拶するため、松川選手のいる和歌山高等学校を訪問した時には、松川選手は千葉ロッテマリーンズについて、

「高校に入る前にテレビで見て、応援が凄いと思った。投手、野手、総合力が高くてここぞというところで力を発揮するチーム。全員から信頼される選手になりたい」

引用元:Sponichi Annex

と語っていました。

そして、

「ホームラン王になりたい。打てる捕手はずっと意識しています」

と語っていました。

なりたい選手としてソフトバンクや阪神、メジャーリーグで活躍した城島健司さんの名前をあげていましたね。

そして松川選手はなんと、高卒ルーキーにも関わらず、開幕戦のスタメンの座を勝ち取ります。

2022年、3月25日の開幕戦東北楽天ゴールデンイーグルス戦で8番・キャッチャーで先発出場し、チームも見事開幕戦勝利をおさめました。

高卒新人捕手開幕スタメンはプロ野球史上、3人目の快挙との事。

さらに高卒新人のキャッチャーがスタメンマスクをかぶっての開幕戦勝利は史上2人目。67年ぶりの快挙らしい…。

当の本人は・・・

「初めはすごく緊張していたけど、試合に入っていく中で、いい緊張感を持ちながら9回までいけた」

とコメント。松川選手、ホントすごいです!

その後も松川選手はキャッチャーとしてレギュラーの座を獲得し出場を続けました。

そして圧巻は2022年4月10日。
対オリックス・バファローズ3回戦。

伝説となった佐々木朗希選手の完全試合達成。

この時にキャッチャーとしてフル出場した松川選手。

完全試合のキャッチャーとしては史上最年少、プロ通算7試合目も史上最短、かつ新人選手が務めたのは史上初の快挙であります!

もうね、キャッチャーでこんな高卒ルーキー見た事ありません。

佐々木選手に話題が集中しがちですが、この佐々木投手の相棒役を務めることもそりゃあ大変でしょう。

その役割を若干18歳でやってのけている松川選手に脱帽です!

プロ野球ファンとしてはホント楽しみでしかない!

このロッテの若きバッテリー、末恐ろしいコンビです。

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松川虎生・中学、高校でのキャプテンの経験も大きな資産!

松川選手は中学・高校時代は小園健太投手、そしてプロに入ってからは令和の怪物・佐々木朗希投手の相棒としてキャッチャーを務めてきました。

そして中学では全国制覇、高校では甲子園出場。
プロでは佐々木投手の完全試合の偉業。

能力の高いピッチャーとの縁があったのは間違いないですが、逆にその縁を引き寄せ、そして能力の高いピッチャーを上手くサポートしてきたのも間違いありません。

キャッチャーというのはその日のピッチャーの調子や試合の流れ、バッターの癖などあらゆる情報の中から次の配球を考えサインを出していきます。

また、ピンチの時にはピッチャーに駆け寄り、声をかけたり精神面でのサポートもしていかないといけません。

周りの状況を察知する能力、相手を思いやる能力、チームを引っ張っていく能力など、野球の技術的な面だけでなく、人間としての能力というか人柄といったものもとても必要なポジンションだと思います。

高校時代の松川選手を見て、高校野球芸人のかみじょうたけしさんは次のように語っていました。

中学時代からのバッテリーということもあり、松川君がマウンドに行くと小園君はホッとしたように笑顔になるんです。その光景を見ていると、小園君にとって松川君は一番の理解者なんだなあと。

引用元:デイリー

なるほど・・・松川選手はピッチャーをよく理解しサポートしてあげてたんだなあと改めて思いました。

松川選手もキャッチャーとして大切なこととして、

「投手の良さを引き出すこと」

と語っていました。

松川選手は、投手陣との対話を大事にしているとのこと。
練習中にも積極的に投手陣と話をする場面が多いそうですよ。

それから、松川選手は中学、高校とキャプテンを務めてきました。
この経験も松川選手にとっては大きかったのではないでしょうか?

キャプテンはチームをまとめ牽引していく役割。
チームをよく見て選手のサポートをしたり、時にはチームを鼓舞するために厳しいことを言わないといけない場面もあったでしょう。

またチームの選手がついていきたいと思えるキャプテンであることも大切です。

和歌山高等学校野球部の半田監督は、

「指導者として、使いたくなる選手なんです。たとえば強い雨が降った翌日のグラウンドは水たまりができてグチャグチャですよね。松川はキャプテンで、注目される選手でしたけど、誰よりも先にグラウンドに来て、独りで水を吸い取っていた。かといって、それを後輩には強要しない。本当に良い子、優しい子です」

引用元:FRIDAY DIGITAL

と語っていました。

監督の言葉から、松川選手の優しくて大きな人柄が伺えます。
野球だけでなく、人としても素晴らしい人間ですね。

率先してチームのために行動を起こす姿、素晴らしいです。
こんなキャプテンだったら誰だってついていきたくなりますよ!

チームをまとめていくキャプテンの経験は、きっとキャッチャーとして活躍している松川選手にとって大きな影響を与えてくれたと思います。

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松川虎生が佐々木朗希を守ったシーンに「松川くん」がトレンド入り!

ちょっと印象的なシーンがありました。

2022年4月24日のオリックス戦、佐々木朗希選手の仕草が不服な態度と捉えたのか、白井球審が佐々木選手に詰め寄ろうとした時、若干18歳の松川選手が白井球審を間に入って冷静になだめていました。

ルーキーのやることではありませんよ!

松川選手とすれば球審を落ち着かせたい事はもちろんの事こと、佐々木選手を守りたい気持ちが大きかったんではないでしょうか?

キャッチャーとしてピッチャーに精神的な負担を負わせたくない気持ちも大きいでしょうから…それにしてもホントに大したものです。

松川選手の恩師、和歌山高等学校野球部の半田監督も

「試合の中で、投手を守る気持ちが素直に出たシーンだなと。素晴らしかったんじゃないでしょうか」

とコメントされています。

この松川選手の行為には「松川くん」という言葉がトレンド入りするほど反響を呼びました。

「人生何周目なの?」

「この年齢で、ここまで心技体が揃っている選手も珍しい」

「松川さんが凄すぎる」

など賞賛のコメントが多数投稿されていますよ!

 

 

 

また、松川選手の塁審への対応の所作も話題になっていました!

バッターがスイングしたかどうかを塁審に判断を仰ぐ時に、松川選手は手のひらを上に向けて丁寧にお伺いを立てています。

通常、塁審の方に指をさして判断を仰ぐキャッチャーが多い中、この審判にも敬意を払っている所作が賞賛されていました。

これについても

「これは初めて見た!」

「小中高の指導者がいい方だったんですね」

「この所作は彼の人間性が出たものだ」

などの声が投稿されていましたよ!

 

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松川虎生に球界もファンも期待の声

佐々木朗希選手が完全試合を達成した試合で、当日、千葉ロッテマリーンズ中継の解説をしていた有藤通世さんは、佐々木選手のみがインタビューを受けたことに対して、

「何で松川も呼ばないの?」

と発言しました。

それだけ松川選手を評価したからでしょう。

また、落合博満さんがバラエティ番組「行列のできる相談所」に出演し、司会の東野幸治さんから、「褒めたい人は?」と質問を受けた歳、松川選手の名前を挙げていました。

佐々木朗希は素晴らしいピッチャーなんだけども、あの160キロを超えるボール、あのフォークボールを捕球できるってのは、落ち着きがありますよね」

(中略)

「それと、(4月24日の試合で)白井球審が佐々木に歩み寄った時に、松川が後ろから(追いかけて)行って、何か言ってるんです。その冷静さは素晴らしいなと思いました。それだけ見ても、もっと伸びるんだろうな、と。もっとほめたい」

引用元:デイリー

落合さんから褒められる松川選手、これは将来が本当に楽しみです!

ファンからも松川選手に対して称賛のコメントが寄せられていますよ!

  • 千葉ロッテ 松川虎生 18歳 偉業を支えた陰の立役者
  • 風格がルーキーじゃないんですけど。
  • 松川虎生捕手…佐々木朗希投手もですけど松川虎生捕手も史上最年少での完全試合捕手ですやん!!しかも高卒プロ入り一年目での快挙ですやん!!この先破られることのない不滅の記録でしょうね!!
  • 佐々木朗希投手のピッチングを見たい方に、ドラ1高校生ルーキー松川虎生選手のキャッチングもぜひみていただきたい。 先月まで高校生とは思えない堂々としたプレー。
  • 完全試合をリードした高卒ルーキーキャッチャー朗希くんはもちろん怪物だけど松川くんも十分怪物だよね
  • 松川虎生捕手…やっぱりええキャッチャーですわぁ~!

松川選手に対する賞賛と期待が伝わるコメントですね!

私もプロ野球ファンとして松川選手の今後が非常に楽しみです。

佐々木投手との黄金バッテリーで数々の記録を打ち立てて行ってほしいです!

松川選手のプロ1年目は、

打者成績は76試合に出場、212打席、185打数、32安打、打率1割7分3厘、本塁打0、打点14という成績。

守備成績では盗塁阻止率2割3分7厘という成績でした。

成績としてはまだまだ物足りないかもしれませんが、高卒ルーキーでシーズン通して1軍に帯同、オールスターにも出場するなど、私達に残したインパクトは大きい!

もちろん今後の期待も大きい!可能性をすごく感じさせてくれる選手です!

これからも松川選手の活躍に期待して応援していきます!

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