映画スラムダンクが微妙かも?止まらぬ炎上に内容がどうなるか心配…

スラムダンクの映画「THE FIRST SLAM DUNK」

公開を目前にして高まる期待感と同時に、いまだ止まらない炎上も・・・

そして肝心の映画の内容もほとんど明かされないでいる状態に不安を募らせているファンもいることでしょう。

映画スラムダンクは期待して大丈夫なのかなあ?

映画スラムダンクは微妙かも?

内容がどうなるか心配・・・

今回は、映画スラムダンクが微妙かも?と不安な理由、炎上している経緯などについて、容がどうなるか心配する世間の声と共に見ていきたいと思います。

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映画スラムダンクが微妙かも?

映画スラムダンクが微妙かも?止まらぬ炎上に内容がどうなるか心配…

画像引用元:slamdunk_movie Instagram

公開を間近にしても映画スラムダンクが微妙かもと不安になっているファンも多いようです。

映画スラムダンクが微妙と不安になる主な理由と言われているのが次の3つ。

  • 声優交代
  • 作画変更
  • 主題歌の選定

これについて一つずつ見ていきたいと思います。

映画スラムダンクが微妙かも?① 声優交代

映画スラムダンクが微妙かもと思う理由の一番はやはり声優交代でしょう。

2022年11月4日の映画スラムダンクの情報解禁特番で湘北の主要メンバー5人の声優が、全員交代すると明かされました。

各メンバーの声優は次の通り。

【登場人物】【新声優】【旧声優】
宮城リョータ仲村宗悟塩屋翼
三井寿笠間淳鮎塩龍太郎
桜木花道木村昴草尾毅
流川楓神尾晋一郎緑川光
赤木剛憲三宅健太梁田清之

スラムダンクが映画化されて心躍ったファンは多かったことでしょう。

ついにあの続きが描かれるのでは?

また湘北高校のメンバーに会える!

私は原作連載とTVアニメが放送されていた当時、ドンピシャ世代でしたので、映画化発表を聞いてワクワクが止まらなかったです。

往年のファン、古参ファンほど、旧声優陣のあの声の湘北メンバーに会いたかったはず。

この声優交代の発表のあと、批判のコメントが殺到し炎上しました。

今回の声優の選出については、原作者の井上雄彦さんが声優さんの演技の質よりも、声優さんの日常話す時の声質にこだわったそうです。

声優の交代にしても、松井俊之プロデューサーはインタビューで「監督は声優さんを選出するのに“演技の質”より先に、その人が自然に日常話す時の“声の質”にこだわっておられたので、私としてはオーディションはできるだけフラットに、幅広い選択肢の中から自由に探求させてあげたかった。1本の映画としての井上監督作品を作りたい。その思いから今回はテレビシリーズのキャストに固着しない選択肢で探すことにしました」などと語っており、やはり新しい「映画」の『スラムダンク』だからこその判断なのだ。

引用元:CYZO CURTUE PRESS

スラムダンクは超人気マンガ。

ファンそれぞれに思い出の詰まった作品です。

今回の炎上は、特に青春時代の熱い想いをもう一度体感したいという往年のファンが強く反応した結果でしょう。

それともうひとつ。

映画製作元の東映アニメーションがYouTubeでスラムダンクの旧作アニメを全話公開していました。

往年のファンに限らず、このYouTubeを見て映画公開を待ち望んでいたファンも多かったはず。

直近まで聞いていた桜木花道の声が急にジャイアンの声になったら違和感がぬぐえない。(木村昴さんはドラえもんのジャイアンの声を担当しています。)

気持ちの切り替えが難しい。

大物声優・大塚明夫さんは、この声優交代劇についてツイッターで次のように投稿されていました。

「声優交代はなかなか受け入れ難いよね。その気持ち、決して否定はしません。みんないい仕事してたもん!」

大塚明夫さんがコメントしている通り、旧声優陣の声に魅了されたファンが多かったのは間違いない。

スラムダンクは好きで応援したいけど、声優交代の現実がなかなか受け入れられないでいる。

そんなファンが今も数多くいるんでしょうね。

先日、赤木剛憲役を演じていました梁田清之さんが逝去されたとの報道がありました。

ご冥福をお祈り申し上げます。

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映画スラムダンクが微妙かも?② 作画変更

映画スラムダンクが微妙かもと思う理由の2つ目は作画変更。

今回の映画スラムダンクでは旧作アニメとは全く違った3DCGを活用した作画になりました。

原作者の井上雄彦さんの描く漫画と言えば、手書きによるその迫力ある画力。

アニメも手書きを主体としたものになると思っていたファンもいたと思います。

そういったファンにとっては今回の3DCGでのアニメ化に違和感を感じずにはいられませんでした。

CGになったこともそうですが、そのCGのクオリティに対する意見もありました。

ただ、このCGについては最新のPVでの宮城リョータのドリブルシーンなどが公開され、そのスピード感や躍動感に期待しているコメントも多くなってきました。

CGについては映画を見に行って確かめたいですね。

映画スラムダンクが微妙かも?③ 主題歌の選定

映画スラムダンクが微妙かも?止まらぬ炎上に内容がどうなるか心配…

画像引用元:@movie_slamdunk Twitter

映画スラムダンクが微妙かもという理由の3つ目は主題歌。

スラムダンクの旧作のアニメではBAAD、大黒摩季、WANDS、MANISHなどが担当してきました。

その曲すべてがスラムダンクにハマってさらにファンの心を熱くさせていました。

多くのファンはかつての主題歌の様な曲を願っていました。

映画スラムダンクのオープニングの主題歌はロックバンド「The Birthday」が担当することになりました。

また、エンディングの主題歌はロックバンド・10-FEETの「第ゼロ感」に決定。

 主題歌についても大黒摩季やWANDSを期待していたファンも多かったかもしれない中、決定したアーティストがあまり馴染みのないバンド。

がっかり感はあったものの、私、個人的には作品の内容に合っているのであればそこまでの執着はありませんでした。

 ただ、ファンの中には微妙という反応も・・・

そして炎上したのはむしろそのあと。

オープニング主題歌を歌うThe Birthdayのチバユウスケさんがスラムダンクを読んだことが無いと発言したからです。

映画スラムダンクが微妙かも?止まらぬ炎上に内容がどうなるか心配…

画像引用元:@movie_slamdunk Twitter

これにファンが反応。

 「原作を読んだことが無い人に主題歌やってほしくない」

 正直なコメントで潔いなとも思いましたが、スラムダンクを愛し、映画化を待ち望んでいたファンからすると、スラムダンクを愛している人たちに関わってほしかったという思いが強いでしょう。

何かスラムダンクに興味が無かったと言われているようで寂しさを感じたのかもしれません。

私も少し、寂しさは感じました。

オファーを受けた後に全巻読んだらしいので、わざわざそのコメントはしなくても良かったんじゃないかな・・・?

この発言はファンの反感を買う結果となってしまいました。

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映画スラムダンクの止まらぬ炎上は広報展開がまずかった・・・

映画スラムダンクがここまでの炎上になったのには広報の展開のやり方といったところにも理由があります。

むしろ、こちらの方が問題で炎上しているといったほうが良いのでは・・・?

映画スラムダンクまずかった広報① 前売券発売後の情報解禁

映画スラムダンクの広報展開で一番の問題は映画の前売り券を販売した後、映画特番があり、ここで声優交代やPV公開、主題歌などの情報解禁がされたということ。

前売り券の発売は2022年9月16日。

情報解禁の特番が放送された2022年11月4日。

前売り券を購入した人は映画の情報をほとんど知らない状態でチケットを購入したコアなスラムダンクファンと言えます。

また、前売り券はキャンセルできない。

「声優が交代になるなら映画を観に行くつもりはなかった」

というファンもいたことでしょう。

この後出しジャンケンのような発表の仕方に怒りを覚えてしまったファンが多かったのは事実です。

他のアニメでも声優交代はあります。

最近では「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」がフルリメイクされ、声優も一新されました。

ダイの大冒険もスラムダンクと同じく熱中したマンガです。

アニメも見ていました。

ただ、ダイの大冒険は声優の交代が早い段階からは発表されていて炎上することはありませんでした。

現在、放送されています「うる星やつら」も声優が交代していますが、こちらも炎上はしていません。

スラムダンクは超人気アニメなだけに期待値が異様に高い。

ただでさえ声優交代というだけで批判が多くなるのは仕方ないところもあると思います。

今回は広報の展開の仕方がまずかった・・・

最初から映画の内容の情報を解禁しないで前売り券を販売したことは頂けない・・・

ファンの心を第一に考え、前売り券発売前に声優交代の発表していたら、ここまでの炎上にはなっていなかったかも知れませんね。

映画スラムダンクまずかった広報② 情報解禁トーク長すぎ問題

映画スラムダンクの炎上の火に油を注いだのが、情報解禁番組のトーク長すぎ問題。

情報解禁特番では、新声優陣によるトークが繰り広げられました。

しかし、このトークが長すぎた・・・

実はこのトークの前に声優交代の発表がありました。

声優交代の事実を知って落胆し、まだその事実を受け入れられないでいるファンにはこのトークはきつかったかな?

かと言って、視聴を辞めてしまって他の解禁情報を逃してしまうという事もしたくないから見続けるしかなかった・・・

新声優のみなさんに何の責任もないのですが、心の整理がついてないファンにとっては苦痛の時間が続く結果となってしまいました。

映画スラムダンクまずかった広報③ 製作スタッフの「青春おバカ」発言

映画スラムダンクの炎上をまた加熱させてしまったのは「THE FIRST SLAM DUNK」のアニメ製作秘話を公開したサイトである「COURT SIDE」のインタビューのCGスタッフによる発言でした。

スタッフの一人が、スラムダンクの原作を読んでいた時の印象について「青春おバカな感じ」と発言。

また、別のスタッフは「僕はそもそもSLAM DUNKをあまり知らなかった人間」こんなんで少年の心、掴めるのかよ」と思ったと発言。

この発言に対してファンから批判が殺到して炎上する事となってしまいました。

ただ、これはスタッフの発言の一部が切り取られたもの。

スタッフさんのコメントの全文を読んでいけば、

「今観るのにしっくりくる感じで、そこに技術が集結し、なんかすごいのができるんじゃないか」

「原作を知らない人も映画を見て続きが気になるし、原作を知っていたらもっと楽しめる」

などとこの作品にかける思いや作品をリスペクトしているのも伝わってきます。

炎上が続いている中でのスタッフインタビューの掲載。

タイミングがまずかったかな?

ネガティブな要素だけが独り歩きした印象です。

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映画スラムダンクが微妙かも?内容がどうなるか心配…

 

映画スラムダンクが微妙かも?止まらぬ炎上に内容がどうなるか心配…

画像引用元:slamdunk_movie Instagram

映画スラムダンクは微妙なのか?

これまでの炎上を通して不安になっている人もいるでしょう。

そうなると、内容がどうなるのかが心配・・・

映画スラムダンクでのキャラクターの新声優陣が演じる声やCGで描かれる表情や動きは、映画を見る以外に確かめようがないかなあ・・・

実際に見に行って改めて評価したいところです。

ただ、肝心の映画の内容も気になる・・・

いまだに内容についての情報も解禁されない。

「山王戦は描かれるのか?」

「宮城リョータが主役?」

様々な考察が飛び交う中、いらだちを隠せないファンもいるのも事実。

内容について明かさないのは映画を観てくれという制作陣の自信の表れなのか・・・?

とはいえ、世間では映画で描かれる内容についても心配しているコメントがありました。

いくつかリストアップしてみました。

映画スラムダンクの内容を心配する声
  • 山王戦じゃなくても別にいいけど、それだと結局漫画本編の試合をアニメで表現するのは作者自身も無理だと思ったって事になるのかな 当時アニメの出来が漫画と違うと不満を抱いていたらしいのに、本人がそれを再現しないで別の試合にするというのは一種の逃げのようにも感じる
  • 井上雄彦氏は良くも悪くも期待を裏切る人だから山王戦はTHE FIRST SLAM DUNKでは描かれていない気がする また、マンガSLAMDUNKで山王戦の続きが見たいファンが多いにも関わらず山王戦より良いものは描けないと見る人側の気持ちは関係なく作品を完結してしまうところ  見る側よりも自分の美学を優先してしまうところ  続きが見たいファンは26年前のイメージで待ち望んでいたにも関わらず声優を変えてしまうところ  相対的に考えると初めてSLAM DUNKを見る人でも楽しめるような内容になっている気がしてならない 本当はそれでは意味がないのになぁ  第二次ベビーブーム世代は今の若者の5倍以上の人数、その世代に賞賛されるような内容でなければ今回のTHE FIRST SLAM DUNKは残念な結果となってしまう気がする
  • 声優交代については公表時期が遅すぎたと思いますし、ここまであらすじなど分からないとどういう展開を期待すればいいのか分からないですね  あと個人的にはスラムダンクって画力で表現される重量感やスピード感が原作の魅力の一つだと思っているのでCGでうまくそれらを表現できるのかなと言うのが不安です
  • 二十数年前にもう山王戦を超える試合を描くのは困難という判断からの今回の新しい試合ということになる。 映像技術は格段に上がったけど、スポットで山王戦と同等以上のものは描けないはず。 ここまで情報統制をしているからには、サプライズ勝負なのかもしれない。 でもネタバレしたら終わりというのは勘弁してほしい。

内容が公開されてない以上、ここは井上雄彦さんをはじめ、制作陣を信じるしかありません。

また、映画ではどんなストーリーが描かれるのかの考察も飛び交っています。

映画スラムダンク・世間の考察
  • slam dunk考察します。 山王戦を含む過去回想だと予想。 時系列だと山王戦後。 一つの物語というより、今っぽい作品
  • アニメの最後を無かったことにするんなら、陵南戦後から駅のホームで海南に会うまでの間におこなった強化試合っていうのがしっくり来るかな。 山王戦ならわざわざ宮城に焦点当てなくて良いし、 山王戦にするんなら、もしかしたら、5部作とかにして、毎回レギュラー1人に焦点を当てながら山王戦を消化していくパターンもあるのかな?
  • そうやって引っ張る事で各々がいろいろ予想して話題になってネットが炎上もする、これが製作の狙いだったのかもしれない。 山王戦どころかインターハイでもないかも しれないね。オリジナルストーリーの可能性が大きい様な気がする。
  • スラムダンクの映画、大々的な声優変更と公開直前でもあらすじ公開しない辺り、山王戦はなさそうだね。旧キャストで山王戦やるのが瞬間火力的には一番出そうだけど、今回はリブートTV版か映画続編を前提としてそうだもの。 問題は今の若い人にスラムダンクが受けるかどうか、だよな…
  • 映画タイトル「THE FIRST SLAM DUNK」の”FIRST”には「最初の、始めの」といった意味があります。 この事から映画では「5人のバスケの原点」を描き、終わりにリメイク版の制作を告知。 全国大会編はリメイク版で後々に…という考察です。 いかがでしょうか?

私も個人的に映画スラムダンクの内容を考察してみました。

考察に関する記事はこちらで紹介しています。

あわせて読みたい!

映画スラムダンクの考察記事はこちら!
映画スラムダンク考察|声優・作画変更は宮城リョータ主役の布石?

ファンの不安、心配を吹っ飛ばしてくれる内容を期待したいですね。

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映画スラムダンク微妙でも絶対見に行く!

ここまで映画スラムダンクが微妙かもという心配から、炎上の経緯や世間の声を見てきました。

ただ、こうして見てみると、映画スラムダンクを批判している人もスラムダンクが好きだからであって嫌いじゃない!ということ。

スラムダンクはある意味伝説的なマンガですし、好きすぎて他のマンガとは比べ物にならないほど期待値が上がっているからこその炎上劇になってしまっていることもあるでしょう。

映画の公開までの広報のやり方は考えて頂きたかったところはありますが・・・

結局、映画スラムダンクに対する肯定派、否定派、みんなスラムダンクが好きだという事。

だから肯定派の人は期待値MAXで映画を見に行く。

否定派の人も自分の批判を覆す内容を願って見に行く人も多いんじゃないかなあ・・・

私も必ず見に行きます。

これまで色々炎上して話題の尽きない映画スラムダンクですが、何だかんだ言って映画化まで持ってきてくれた井上雄彦さん、制作陣にはありがとうと言いたい。

そして、実際に映画を見たあと、心の底から「ありがとう」と言える内容を期待して映画を見に行きたいと思います。

※【追記】映画スラムダンクが12月3日についに公開!映画を見た世間の感想(ネタバレなし)はこちらの記事で紹介していますよ。

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