洞窟探検家で有名な吉田勝次さん。
テレビ番組にも多数出演しているので見たこともあるという人も多いかもしれませんね。
有名なところでは、『クレイジージャーニー』や『マツコ&有吉の怒り新党』『ナニコレ珍百景』『マツコの知らない世界』などに出演。
また、あの『情熱大陸』でも特集が組まれたぐらいの人なんですよ!
私もいくつかの番組を見たことがありますが、危険な場所にも果敢に挑戦する姿は本当に凄い!
何でそこまでして挑戦するのよ!
って感じですが…(笑)
そんな吉田勝次さんって、何でそんなに洞窟に魅力を感じるようになったのかなあ…
生い立ちが気になる…
という事で、今回は洞窟探検家の吉田勝次さんの生い立ちについて調べてみました。
調べていると一家離散という過去も…
それでは見ていきましょう。
吉田勝次プロフィール
まずは吉田勝次さんのプロフィールについてご紹介させていただきます。
画像引用元:地球探検社
- 名前:吉田勝次(よしだかつじ)
- 1966年12月19日生まれ
- 一般社団法人日本ケイビング連盟会長
- 探検チームJ.E.T (Japan Exploration Team) 代表
- 洞窟探検プロガイドチームCiaO! 代表
- NPO火山洞窟学会 会員
- THE NATIONAL SPELEOLOGICAL SOCIETY (米国洞窟協会 会員) No,59406
- 有限会社勝建代表取締役
- 著書:「洞窟ばか」「素晴らしき洞窟探検の世界」など
吉田勝次さんは1966年12月19日生まれ。
日本でも一番と言っていいぐらいの有名な洞窟探検家。
今まで入った洞窟は国内外含め1000以上になるとか…
また、洞窟探検家でありながら、建設会社の社長でもありますよ!
吉田勝次さんは資格もたくさん持っています!
主な資格は次の通り。
- ケイビングガイド:レベル5
- 少林寺拳法5段
- MFA(メディック・ファースト・エイド)国際インストラクター
- 2級小型船舶操縦士
- 4級アマチュア無線技士
- スキューバーダイビング
- 土木施工管理技士
- 建設機械施工管理技士
- 発破技士
建設業に関わるものから洞窟探検に関わるものなどバラエティに富んでますね♪
少林寺拳法も5段の腕前とは驚き!
少林寺以外にも、空手、キックボクシング、テコンドー、柔道などの経験もあるそうです。
探検家だけあって、体は鍛えている感じですね。
吉田勝次の生い立ち① 21歳で建設会社の社長に!
画像引用元:街の外構屋さん㈲勝建
吉田勝次さんは大阪府大阪市東住吉区の出身ですが、現在は、愛知県愛知県一宮市今伊勢町にて、洞窟探検家でありながら「有限会社勝建(しょうけん)」という建築会社も経営されています。
主に外構工事や造成工事を請けている会社のようですね。
吉田勝次さんは、この会社を若干21歳にして立ち上げています!
「仕事は絶対に断らない!」「お請けした仕事は最後まで丁寧にやる」「お客様第一主義」
を貫き、今も「街の外構屋さん」として地元の皆さんに愛されています。
会社のホームページも覗いてみましたが、オウチを綺麗に彩る外構工事をされていました!
このころの吉田勝次さんは根っからの仕事人間でほぼほぼ休まなかったとか…
まわりから、「社長、元旦ぐらい休んでくれ。恥ずかしいから」と言われていたそうです(笑)
それぐらい目の前のことに熱中し、一生懸命になれる情熱は素晴らしい!
洞窟探検にも情熱を注ぐのも分かる気がします。
吉田勝次の生い立ち② 23歳で登山に目覚め、28歳で洞窟探検家へ
画像引用元:@T_ELECTRICS Twitter
建設会社を経営していた吉田勝次さんがスキューバダイビングや登山を始めたのが23歳の頃。
急に山に登りたいと思ったそうで『山と渓谷』という雑誌を購入したとか…
また、世界的アルピニストの長谷川恒男さんが主催していた「冬季雪上訓練」という講習会にも申し込み。
「冬季雪上訓練」という名前がカッコよかったから申し込んだらしいのですが、実はこの講習会は単なる山登りではなく、アイスクライミングで雪山の壁を登るといった壮絶な内容だったそうです。
初心者でありながらマイナス30度の環境下で3000メートル級の冬山で訓練していました。
吉田勝次さんは、いきなり過酷な山を経験していたんですね(笑)
こうして登山をするようになった吉田勝次さんですが、登山を始めて5年が過ぎようとしていた28歳の時に「洞窟探検」の特集を雑誌で見ることになります。
昔はよく「川口探検隊」を見ていたそうで、瞬時に「これだ!」と思ったそうです。
早速、洞窟探検をやっている「浜松ケイビングクラブ」というところに電話をして、それから毎週末になると、コバンザメのように洞窟について行っていました。
そうしているうちに、自分で未踏の洞窟を見つけたい気持ちが強くなっていったとか…
先輩からも、
「自分で洞窟を見つけたときの感動は何物にも代えがたい。デカいとかちいさいとかは別問題だ」
引用元:ほぼ日刊イトイ新聞
と言われていたそうで、これが未踏の洞窟に挑む洞窟探検家・吉田勝次の誕生のきっかけでした。
確かに私も子供の頃なんかは、近所の原っぱとかで秘密のスポットを見つけたときはとてもワクワクして、秘密基地なんか作ってた楽しんでたなあ…
とは言っても、さすがに吉田勝次さんのような挑戦は出来ませんが…(笑)
その後、洞窟探検の活動に情熱を注ぐようになった吉田勝次さん。
先述の建設会社「勝建」には「探検ガイド事業部」として「地球探検社」が置かれていて、こちらも経営しています。
1996年には世界中の未踏洞窟にこだわり探検・調査活動をしている団体「Japan Exploration Team」を結成。
2002年からは洞窟探検プロガイドチーム「CiaO! 」を主宰。
また、2011年1月には、一般社団法人「日本ケイビング協会」(Japan Caving Association)を設立。
2016年8月には「一般社団法人 日本ケイビング連盟」と名称変更しています。
吉田勝次さんは、建設会社の経営を続けながらも、これまでいろんな会社や団体を立ち上げて洞窟探検のガイドやテレビ撮影のガイド・サポート、また、洞窟ガイド及びレスキューの育成活動、洞窟に関する学術調査などを行ってきました。
そして、テレビでもよく特集されている通り、世界中の未踏洞窟にこだわり探検・調査活動をしてきました!
また、「洞窟ばか」「素晴らしき洞窟探検の世界」などの著書も出版されていますよ。
もう読まれましたか。『クレージージャーニー』に登場した洞窟探検家・吉田勝次さんの『洞窟ばか すきあらば、前人未到の洞窟探検』。落石で骨折しても片手でロープをよじ登り、17cmの隙間があればもぐりこむ。脅威の探検家の半生をぜひ! https://t.co/KC2RCkW7dV pic.twitter.com/CRQv2R1NNk
— 扶桑社 宣伝・PR (@fusoshasenden) April 14, 2017
【テレビ出演】洞窟探検家の吉田勝次さんが、2月13日(月)の「クレイジージャーニー」に出演します!
吉田さんの洞窟探検について知るには、『素晴らしき洞窟探検の世界』がおすすめです。副読本にぜひ! pic.twitter.com/FtOidhqSYo
— ちくま新書 (@ChikumaShinsho) February 7, 2023
吉田勝次さんは著書の中やテレビ番組でも洞窟体験について語られていますが、その内容がヤバすぎました!
中国の縦穴洞窟を降下中に落石で骨折し、300メートルのロープを片手でよじ登ったエピソード。
このときの骨折したレントゲン写真がこちら。
片付けてたら2006年に中国で垂直の縦穴300m下で落石で
骨折して30時間かけて登ってきた時のレントゲン写真が出てきた!1枚目は中国で、2枚目は日本の病院で撮った写真❣️
とっておこうが?やっぱり捨てようかな…❣️#クレイジージャーニー#洞窟探検家#骨折#洞窟迷路#クレイジーマイン pic.twitter.com/YEIzN4cnI4— 吉田勝次 (@KatsujiYoshida) February 6, 2023
10数センチの隙間があればとにかく潜り込む。
【クレイジージャーニー】吉田勝次 数10cmの隙間から人類未踏の洞窟探索! pic.twitter.com/gtoPLb1aSF
— とんとんとん (@ichikawa_kun) January 28, 2023
前人未踏のラオスの巨大洞窟に挑む。
こちらはラオスの山奥にある前人未到の洞窟。東京ドームが入っちゃいそうなこの巨大洞窟の中に2人いるの…わかります?明日の「情熱大陸」は洞窟探検家に密着!超アンダーワールドな世界。キツイ取材でした…(笑)11日夜11時から。#情熱大陸 #mbs #tbs #吉田勝次 #洞窟探検家 pic.twitter.com/TzqEps68U3
— 情熱大陸 (@jounetsu) June 10, 2017
等々…クレイジーな洞窟探検エピソードがこれでもかと出てきます!
洞窟内では先人の遺体を見ることもあるそうですよ…。
マジですか…
また、洞窟の生態系を壊さないために持ち込んだ食料は全部食べ切り、排泄物は全部持ち帰ることもしているらしい…
地球環境も考えて活動されているところも素晴らしいです♪
吉田勝次の生い立ち③ 高校の時に一家離散…何があった?
吉田勝次さんの出身地は大阪市東住吉区。
小学生の頃の吉田少年は、友達から「動物博士」と言われるぐらい生き物が大好きで、カブトムシ、ウサギ、リス、トカゲ、ヘビ、ワニ、ゾウガメなど、自宅で100種類以上を飼育していたそうです。
一番の愛読書は生物図鑑だったとか…
そして、中学生の頃の吉田少年は鉄道マニア。
実は僕は中学1年から「鉄」です❣
鉄とは鉄道が好きな人のことです🛤
鉄もカテゴリーで分けられます♪
聞き鉄→音が好き、鉄道の音を録音する。
撮り鉄→鉄道の写真を撮る
描き鉄→鉄道の絵を描く
乗り鉄→鉄道にひたすら乗る
僕は乗り鉄です❣
探検のスケジュール優先で✈によく乗りますが〜😁 pic.twitter.com/wanmS3E7mj— 吉田勝次 (@KatsujiYoshida) June 15, 2022
鉄道マニアの中でも「乗り鉄」というカテゴリーになるらしい(笑)
鉄道マニアにもいろいろあるんですね。
ただ、吉田勝次さんはかなり「やんちゃ」でもあったらしい…
半年に1回、警察沙汰になるほどの問題児だったようです。
とにかく問題児だった。中学のころはバイク盗んだとかで半年に一回、警察沙汰を起こしていた。
引用元:中日新聞
こういった過去を包み隠さないところも吉田勝次さんらしいというか…
ただ、この背景には家庭環境もあったのかもしれません。
吉田勝次さんが15歳(高校1年生)の時に一家離散という経験をしていました。
昨日のマツコの知らない世界に出てた吉田勝次さん。15歳で父親の命令で一家離散なんて、テロ暗殺犯よりも酷い境遇じゃん… pic.twitter.com/Txh6DXlfND
— ちのぷり🐷🩸 (@blood_pudding) July 27, 2022
画像引用元:@blood_pudding Twitter
吉田勝次さんの父親は蒸発癖があったようです。
何とか高校に入ったら蒸発癖のあった父親が家出して、ショックを受けた母親が睡眠薬を飲んで救急車で運ばれた。高校行くどころの騒ぎじゃなくなって、八月に退学。目の前の生活だけで、将来の展望なんて、二の次、三の次だった。
引用元:中日新聞
父親の家出により、母親が睡眠薬を飲んで救急車で運ばれる事態に…。
一家離散の宣言をして父親が家出してしまったことにより、高校どころではなくなった吉田勝次さんは高校を中退。アルバイト生活をしていくことになったようです。
警察沙汰になるほどのやんちゃぶりは決して褒められるものではありませんが、精神的にも不安定な少年時代を送っていたのかもしれませんね。
吉田勝次は結婚してる?
吉田勝次さんは結婚されていて奥さんと6人の子供さんがいるそうです♪
少子化が叫ばれている中、6人の子供さんがいるのは凄い!
お孫さんも5人いるとか…
このみなぎるパワーはどこから沸き立つんでしょうか!
ちょっと分けてほしいぐらいです。
それにしても、奥さんもよくこの危険な洞窟探検を許してるなあ…心配ないのかなあ…?
なんて思っていましたら、確か、テレビ番組で「命の危険があるような洞窟探検をしていることは内緒」と言っていたような…(笑)
まあ、これだけテレビで放送されたら奥さんも分かっていると思いますが…
影で支えている奥さんも素晴らしいですね!
吉田勝次の生い立ちまとめ
画像引用元:exsite.ニュース
ここまで洞窟探検家の吉田勝次さんの生い立ちについて見てきました。
一家離散という壮絶な家庭環境や、やんちゃをしていた過去もあったようですが、そこから洞窟探検家として活躍するまでになったところには、吉田勝次さんの「情熱」と「行動力」があったからだと思います。
建設会社も経営しながら洞窟探検に関わる会社や団体も複数携わるそのバイタリティは凄まじいですよね♪
しかし、実は吉田勝次さんは高所恐怖症で閉所恐怖症で相当な怖がりな人間なんだとか…
「あんな危険な挑戦をしていて信じられない!」という感じですが、小学生の頃は、街中の歩道橋でさえ立って歩いて渡れないほどだったり、登山に初めて挑戦した時も、岩壁や氷の壁を登っているときは足がガクガク震えて止まらなかったそうです。
洞窟探検を始めてからも、急に恐怖心が襲ってきてそのまま帰ったこともあったとか…
それでも洞窟探検に挑むのは、そこには「素晴らしい世界」が待っているからとのこと。
その素晴らしさを伝えたい思いでいろんな番組にも出演されているんですね!
個人的にはクレイジージャーニーが大好きでよく見るのですが、吉田勝次さんの登場回はホントに興奮しっぱなしでした!
クレイジージャーニーに出演した木原直哉さんの記事はこちらから!
⇒木原直哉の経歴|ポーカーの獲得賞金や年収、結婚について調査!
これからも数々の洞窟に挑むことになると思いますが、体には気をつけながらも、また私達を驚かせるような探検エピソードを聞かせて欲しいですね!
今後も吉田勝次さんの洞窟探検エピソードが聞けることを楽しみに、活動を応援したいと思います!