堀島行真、オリンピック銅メダル獲得への異業種特訓がこれだ!

北京オリンピックでフリースタイルスキー・男子モーグル出場の堀島行真選手。
世間ではイケメン!とも言われていて話題になっていますね!

北京オリンピックでは見事、銅メダルを獲得しました!

堀島選手はオリンピック前から「メダル獲得は最低限の目標としてやっている。」とコメントしておりました。
本人の夢は金メダル。そこまでは届かなかったものの、立派な銅メダルだと私は思います!

そんな堀島選手ですが、メダル獲得のために取り入れた異業種スポーツを取り入れた特訓凄すぎました!

いったいどんな特訓をしてきたのか?
興味が湧きますよね!

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堀島行真、失意の前回オリンピック・・・

 

堀島選手は小学4年で本格的に競技を始めてからみるみる頭角を現し、2014年世界ジュニア選手権デュアルモーグルで7位。
そこからさらに飛躍して2017年世界選手権ではモーグル、デュアルモーグルの2冠を達成するなど世界のトッププレーヤーとなりました。

そうして世界王者として臨んだのが2018年の平昌オリンピック。もちろん期待がかかった金メダル。しかし、結果は悔しい結果に・・・。

オリンピック本番では決勝2回目でまさかの転倒・・・順位は11位。
本人は悔しかったに違いありません。

後のインタビュー記事で次のようにコメントされていました。

「平昌の時は練習もつらくて、五輪まで頑張ろうという気持ちでやってたんですけど、体の痛みが出たり、気持ちの面でつらかったりとか、休もうと思って休めなかったり、すごいプレッシャーを自分にかけてしまって、多くのところで楽しさが半減していたなっていうところがあった」

引用元:THE ANSWER

平昌オリンピックの前に世界選手権で2冠を達成した後、堀島選手の周囲の環境が自分の望んでいない形にガラッと変わってしまったとの事。
その上で「結果を出さなければならない」と自分を追い込み過ぎてしまったのかもしれません。

堀島選手は「不安な気持ちでスタートラインに立っていた」とも語っていました。金メダルだけを目指してやっていたそうですが、「金メダルは獲りたい。でも、期待に応えられなかったらどうしよう。」という気持ちで揺らいでいたそうです。

当時の堀島選手は若干20歳。相当なプレッシャーの中で戦っていたのでしょう・・・。
これ以上ない喪失感・・・。

競技を続けていくにはポジティブな気持ちでいたいと原点に戻り、「スキーが好き、スキーは楽しいっていう気持ち」に目を向けることでモチベーションを取り戻して言ったとの事。
難しい技や採点基準にない技にも挑戦してみたりしていました。

「すごい技を自分もやってみたいなっていう、ただの好奇心」との事ですが、原点の気持ちに戻り自分を取り戻したように思います。

その後の堀島選手の飛躍は素晴らしいものがある!
前回の平昌オリンピックでの経験が彼を大きくさせたのは間違いありません。

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堀島行真がオリンピック・メダル獲得に挑んだ異業種特訓!

堀島選手は平昌オリンピックの失意の結果を糧に、今季、北京オリンピック向けてびっくりするような取り組みをしてきました。

コロナ禍で思うようなトレーニングが出来ない中、彼が取り組んだのが体操や飛び込み、パルクール、フィギュアスケートなどの異業種のスポーツ特訓に挑戦すること!

???

モーグルの選手がオリンピックを前にして何故、別のスポーツに取り組んだの???

平昌オリンピックの失敗から、同じ失敗はしないように対応力を身に着けたい・・・、モーグルの体の使い方に活かせるスポーツを見つけたかったとの事・・・。

実際に堀島選手が取り組んだ異業種スポーツの特訓と理由がこれだ・・・!

  • フィギュアスケート
  • スノーボード
  • 体操
  • 高飛び込み
  • パルクール
  • BMX

モーグル以外にこんなにも他のスポーツに取り組んでます!

スノーボードやフィギュアスケートでは氷の上で細かいエッジで体をコントロールするのでモーグルでの間違った体重移動がなくなるとの事。スキー板より細い3mmの刃で滑ることでバランス感覚を養ったとの事。フィギュアスケートではなんと1回転はできるようになったとの事!いずれは4回転半と冗談も言ってましたね!

モーグルの練習でも実際にスノーボードもの技を取り入れてみたりしたとの事・・・。

ちなみにコレ、堀島選手がスノーボードをしている様子・・・

 

 

同じ雪の上のスポーツとといえ、普通に見てたらスノーボードの選手かと思いますよね!

体操や高飛び込みでは、ジャンプしながら回ったり、ひねったりする動きが、モーグルのエアに役立ったと語っています。鉄棒では大車輪が回れるようになったとか・・・スゴすぎる!

パルクールでは、怪我をしない転び方を学んだとの事・・・。

どうですか!

他のスポーツから学ぼうとするこの考え方と姿勢に私は感服です!
しかもフィギュアで1回転できるようになったり、体操で大車輪ができるようになるなんて・・・運動神経の高さがスゴすぎますね!

堀島選手はこの異業種スポーツ特訓に挑戦したことで、「コースを一本滑り切れないことがだいぶ減った。滑ることに対して安定が増した。」と語っていました!

また、オリンピック後に日テレで放送されました「くりぃむしちゅーの!THE★レジェンド北京五輪SP」では、羽生結弦選手を見習って「けん玉」を練習で取り入れたというエピソードもありましたよ。

堀島選手の異業種スポーツ特訓の取り組みはテレビ番組でも紹介されていました!

飛び込みとか鉄棒でもグルグル回ってますよー!

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堀島行真、北京オリンピックは銅メダル獲得!

オリンピック4大会連続出場の附田雄剛氏は、堀島選手のすごいところを「第1エアがすごい!次のコブのギリギリまで飛ぶ」と語っています。

オリンピック5大会出場の上村愛子氏は、「堀島選手はとにかく技術がと飛び抜けている。
カービングターンでスタートからフィニッシュまで滑れる人はほとんどいない中、彼はそれができる選手。」と語っています。

北京オリンピックでは、堀島選手か今季ワールドカップで6勝しているカナダのミカエル・キングズベリー選手のどちらかが金メダルの候補と言われていました。

キングズベリー選手はチオリンピックで銀メダル、平昌オリンピックでは金メダルを獲得している絶対王者と言われる選手です。

その唯一の対抗馬が堀島行真選手と言われていました!

2人の実力がずば抜けていて、2人に太刀打ちできる選手はいないという前評判で、男子モーグルは堀島選手とキングズベリー選手の一騎打ちになるのではと言われていましたが…

結果はスウェーデンのバルベリ選手が金メダル、カナダのキングズベリー選手が銀メダル、日本の堀島選手が銅メダルという結果でした!

意外な結果だったかもしれませんが、堀島選手!立派な銅メダルです!

決勝のレース、前半バランスを崩しかけて転倒してしまうのかヒヤヒヤしましてが、見事、立て直して滑り切ってくれました!

モーグルでは、準決勝で敗退しましたが、モーグルと競輪の二刀流で挑戦した原大智選手も頑張ってくれましたね。

本当に感動をありがとう!
堀島選手、銅メダルおめでとうございます!

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